相続税申告の電子申告 - 相続税申告スケジュールガイド

HOME » 相続税申告手続き » 相続税申告の電子申告

相続税申告の電子申告

遺産相続をしたのちに相続税がかかることが明らかになった場合、税務署へ相続税申告をしなければなりませんが、相続税申告は電子申告をすることができません。
電子申告とはe-taxと呼ばれる国税庁が運営しており、国税に係る申告・申請・納税に対応したオンラインサービスで、確定申告のときに使われることでよく知られているのではないでしょうか?

確定申告の場合、期限内に税務署や確定申告会場に行けばe-taxの置いてあるパソコンを操作して申告手続きをすることができますし、インターネット上からも申告することができるので大変便利で今や主流になっているオンラインサービスです。
それまで税務署員にかかっていた手間も大幅に軽減されましたし、手続きそのものの速度も速くなりメリットが非常に多いと言えます。

そんな便利なサービスにもかかわらずなぜ相続税申告は電子申告に対応していないかと言うと、大きく分けて2つの理由があります。
ひとつめは提出書類が多いので電子申告したとしても結局税務署に出向かなければならなかったりするため、もうひとつは相続人全員が連名で提出する形になっているためです。

まずひとつめの提出書類についてですが、相続税申告の際には被相続人に関するもの、相続人に関するもの両方の書類を揃えておかなければなりません。
被相続人側の書類で言えば出生から相続開始迄の戸籍に関するものや住民票、被相続人の略歴・収支推移がチェックできるもの、相続人の場合は戸籍謄本や住民票、印鑑証明書、未成年の場合は特別代理人の選任の審判の証明書や後見人の選任の審判の証明書、障害者の場合は診断書や成年後見登記事項証明書といった書類を市町村役場などに提出する必要があります。

このほかにも遺産分割協議書や相続する財産によって必要になる書類もありますし、提出書類をそろえるだけでもひと苦労だと思います。
ふたつめの相続人全員が連盟で提出する形になっているというのは相続人が複数いる場合に限られますが、電子申告をする場合、基本的に個人で行いますので連名での申告ができません。

したがって電子申告のシステム上申告ができないという問題もあるのです。
現時点では相続税申告を電子申告することはできませんが、今後おそらく対応することになると思いますので、それまでの間は税務署などへ申告する手続き方法で行ってください。

また必要書類が多いですから専門家の力を借りながら進めるとスムーズです。